NPO法人 ぎふ多胎ネット

ぎふ多胎ネットは、双子ちゃん・みつごちゃんの育児を応援しています。

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スタッフによるリレーエッセイ ~11人目~

スタッフによるリレーエッセイ ~11人目~

スタッフ11人目のリレーエッセイです。

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リレーエッセイ
小6長男、小3双子(次男、三男)の母
赤ちゃんの頃、双子をバギーに乗せ、長男の手をひいて近所を散歩していると、「男の子3人で、しかも下が双子で大変ですね~。」と近所の人、すれ違った人からよく声をかけられました。
散歩中に知らずに道端に落とした靴やら靴下を見知らぬおじさんが拾ってくれて、「おーい、そこのお母さーん。」と大きな声で呼ばれたこともしばしば。
双子であるからの悩みも色々で、夫や家族に支えられ、やっとの思いで1つ乗り越えてもまた次が来るという毎日でした。

長男が4歳後半、双子が1歳後半になった頃、同居の義母の病気が極端に悪化し、介護を余儀なくされる事態となりました。私自身、「これから少しは仕事ができるかも?」と思っていた矢先のことでした。結局、私は短期契約の仕事、在宅仕事を掛け持ちし、同居の義父、夫とともに義母の介護と家事、子育ての日々を続けていました。ともに義母の病気と向き合ってきた戦友ともいうべき義父も、昨年夏に末期のガンと分かり、短期間に病院、次いで色々な人の手を借りながらの在宅介護、緩和ケアを受ける中、今年の4月に亡くなりました。

考えるより行動しなければ間に合わないような事態の中、子どもたちは、本当に大きく成長し、私たちを支えてくれる存在になってくれていました。
義父義母のダブル介護の中、次男は、泣き虫だけど、訪問看護師さんと一緒に義父の体を拭いてくれる優しい子に。三男は、食事の支度の手伝いをしてくれ、野菜を切ったり、天ぷらを揚げることもできるような頼れる子に。長男は、私の話を聞いて、心配してくれたり励ましてくれるような存在になっています。

義父も、「双子は大変だよな~。」とよく笑いながら言っていました。
何もかも同時で、人の手が常に足りない状況の中ではあるけれど、色々な人の手に支えられながら、色々な状況の中にみんなでもまれ続ける中で、より強くなった家族の絆。
今も義母の介護は続いているけれど、ピンチになった時ほど、「ああ、この家族でよかった」と、そう思う。

だから、伝えたい。

一人で悩まないで。
誰かの手を借りながら、支えられながら。
ああ、この子たちの親でよかった、と。
心からそう思える日がきっと来る。

※記事は個別で掲載しますが、当団体ホームページのトップページにリンクを設けます。

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